積み重なるものたち

20年講師という仕事を続けていて、最近ふと気づいたことがあります。


趣味のお教室ですから、生徒さんが全集中の呼吸で勉強せずともいいのですが、前回やったことを忘れている人が多いなあと。

いや、いいんですよ、忘れてても皆無ではないので、手を動かすと思い出すし、知識は積み上がりますので必ず上達するのでいいんです。全然問題ナッシングです。このブログを読んで「ああ、レッスンで先生はいつもそんな風に思ってたのか。つらいもう行けない」なんて思わないでくださいね。先生、教えるのが仕事ですし、皆さんに教えることで自分も忘れることがないのです。

聞かれなくなったら忘れますよ。なんでも、どんなことでも、聞き続けてくださいね。そこは間違えないで。


ただ、レッスンの1/3を前回の復習に充ててる人が「多い」。以前はこんなに多くなかった気がします。で、何が違うのか考えてみました。


最近のハンドメイドのお教室は、ワンデイが主流です。カフェやイベントでさっと作れる。場所も多様化してきたし、ったく最近の若いモンは継続する良さを知らん!なっとらん!くらいのイメージでした。が、どうも違う気がしています。


昔の生徒さんはママやマダムなど、基本的には専業主婦の方がメインでした。

今もママやマダムですが、皆さんお仕事されている。

つまり趣味の時間があるようでないんだなあと。自分がそうですから。

何かしたい、自分のことを。でもまとまった時間が取れない。一日終わるとヘトヘトですよねえ。休みの日は休みたいし。私なんて隙間時間ができるとすぐスマホ見ちゃって、あっという間に寝る時間ですよ。時間返して欲しい、さっきの自分!

もちろん、生徒さんすべてがママやマダムではないし、そうであっても趣味の時間を設けてコツコツと楽しんでいる人もいます。


皆さんが次のレッスンまでどう過ごすか、考えないと。

(あと、毎回の教え方にも何か大きな問題が隠れていそうです。ここは私の問題なので棚にあげときます)

宿題ということではなく、忘れないようにそっと日常の中で気づいてもらえるように。